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◎かなとも募金募集<2025年3月29日>
神奈川新聞社と神奈川新聞厚生文化事業団は、4月1日から12月末日まで、かなとも募金を受け付けます。「神奈川をもっとよくする」をテーマに、「こども食堂」の支援を目的としたものです。
こども食堂は、子どもが一人でも参加でき、無料または低額で食事を提供する活動です。集められた募金は、こども食堂を運営・管理する団体支援のために贈られます。
昨年度は、かなとも会員や読者の皆さんから1月末日までに153件、363万5,905円が集まりました。選考委員会で協議し、県内18団体に助成金として送りました。
増え続けるこども食堂運営支援のため、そして何よりも未来を担う子どもたちのために、ご協力をお願いします。
※この募金には、個人の場合は所得税法上の、法人の場合は法人税法上の優遇措置があります。
【受付窓口】神奈川新聞厚生文化事業団=〒231-8445、横浜市中区太田町2の23、☎045(222)0615。直接持参(平日午前10時~午後3時)または現金書留、郵便振替(口座番号00260-2-8485)。
◎災害救援金を日赤県支部などへ<2025年3月31日>
神奈川新聞厚生文化事業団(並木裕之理事長)は31日、県民から寄せられた災害指定救援金を日赤県支部(支部長・黒岩祐治知事)へ寄託しました。
救援金の内訳は、能登半島地震救援金17件、92万858円(3月31日までの9次分=累計578件、1330万6404円)、同大雨災害支援金2件、16万2500円(同4次分=同49件、247万198円)、岩手県大船渡市山林火災救援金20件、53万9600円、ウクライナ人道危機救援金、台湾東部地震救援金それぞれ1件、各1万円を日赤県支部へ送った。また、東日本大震災救援金6件、25万4292円を福島県へ、ユニセフ募金5件、4万7000円を日本ユニセフ協会へそれぞれ送りました。
◎障がい児者らMM地区堪能<2025年3月29日>
神奈川新聞厚生文化事業団(並木裕之理事長)は29日、県内の障がい児とその家族らを対象としたイベントを開催しました。
日本丸メモリアルパーク(横浜市西区)に集合した11家族27人の参加者は、水陸両用バス(スカイダック横浜)に乗車(乗船)。横浜赤レンガ倉庫などの陸路を経て、乗車したまま水しぶきを上げながら横浜港へ入水すると、車内から歓声が上がりました。海上から満開に近い桜を眺めるなど、約50分間の遊覧を楽しみました。
その後、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル「オーシャンテラス」で、海鮮料理を中心としたブッフェ形式のランチに舌鼓を打つなど、横浜・みなとみらい21(MM21)地区を堪能しました。
同市緑区から参加した石崎恵実さん・芽生さん親子は「このようなイベントへ初めて参加した。バスからは普段見慣れている景色を違った角度から見られたし、ランチもとてもおいしかった。また参加したい」と満足そうに話していました。
◎卒業祝いに観劇会<2025年3月15日>
県内の児童養護施設で暮らし、今春に学校を卒業する中学3年と高校3年を対象とした観劇会が15日、東京都江東区の有明四季劇場で行われました。県児童文化体育協会の主催で、神奈川新聞厚生文化事業団後援、県共同募金会の協力。
劇団四季「ライオンキング」の観劇会には、昼夜の部に生徒、職員らそれぞれ100人、計200人が参加しました。ディズニーアニメ映画の代表作でもあり、幅広い年齢層に人気のある「ライオンキング」ですが、今回はステージ上で繰り広げられるミュージカル。卒業式を終えたばかりの参加者は約2時間半、豪華で華やかな夢の世界を堪能しました。
今月中学を卒業した佐藤奈々さんと、河西美貴さん(ともに新日本学園)は「過去にミュージカルは一度見たことはあるけれど、ライオンキングは初めて。動物の動きが面白く、全体に迫力があった」と満足そうだった。
◎2024年度第2回理事会<2024年2月18日>、同第2回評議員会<2025年3月11日>、同第3回理事会(書面決議)開催 神奈川新聞厚生文化事業団の2024年度第2回理事会と、同第2回評議員会が横浜駅西口のベイシェラトンホテル&タワーズで開かれ、2025年度の事業計画案と予算案が原案通り承認されました。収入は2900万円。2024年度予算と同額としました。
◎交通遺児3人に電子辞書を発送<2025年3月> 中学校を卒業する交通遺児に電子辞書等を贈り、高校等新しい生活で役立ててもらおうという、神奈川県社会福祉協議会との共催事業を実施しています。高校での学習に必要な英和辞典など多彩なコンテンツ満載の高機能電子辞書を3月上旬に対象者8人に発送しました。毎年、喜びや感謝の声が寄せられています。
◎かなとも募金、18団体へ助成金<2025年3月7日>
「こども食堂」支援を目的としたかなとも募金助成金の配分先が決まりました。
7日に行われた選考委員会で、助成金(上限20万円)として18団体へ配分することを決めました。
配分先団体は次の通りです。
▽かえでこども食堂(横浜市鶴見区)▽みなみ~な広場(同市南区)▽こどもしょく堂りえちゃんち(同市港南区)▽しのぶ食堂(同市磯子区)▽キッズカフェ杉田(同)▽ひまわり(同市金沢区)▽もりのお茶の間(同)▽地域食堂ダイニング28(同市港北区)▽センター北子ども・みんなの食堂(同市都筑区)▽かさまごはん(同市栄区)▽みやまえ食堂(同市泉区)▽地域食堂めさみーるプラス(川崎市中原区)▽梶ヶ谷親子食堂(同市高津区)▽横須賀みんなのカレー食堂(横須賀市)▽湘南台MOPHOME~寺子屋~/MOPTREE(藤沢市)▽長後みんなのおうち食堂(同)▽こどものわっか(茅ケ崎市)▽わにわに食堂(大和市)
◎歳末たすけあい9団体へ配分金<2025年2月4日>
県共同募金会は4日、配分委員会を開き、昨年12月に実施した「第58回神奈川新聞歳末たすけあい」募金について、計9団体へ配分金を贈ることを決めました。
寄せられた募金は230件799万2544円でした。
配分先と金額、事業内容は次の通りです。
▽神奈川湘南卓球クラブ(藤沢市弥勒寺)=6万円。障害者卓球講習会開催事業▽ふらっとステーション・ドリーム(横浜市戸塚区深谷町)=15万円。心に病のある人たちの居場所づくりおよび精神保健への理解を広げる学習会の開催事業▽日本オストミー協会神奈川支部(厚木市飯山)=16万円。オストメイト支援を目的とした支部会報発事業行および医療講演会・相談会開催事業▽横浜市港笛会(横浜市鶴見区市場上町)=17万円。咽頭摘出者当事者団体による会報「港笛」発行事業▽難病等をもつ方とともに歩むピアサポートの会ミモザ(横浜市神奈川区鶴屋町)=10万円。難病当事者とその家族を対象としたピア相談(電話相談・交流会等)事業▽地域生活センター・グループホームみどりがおか(横浜市中区本牧町)=15万円。障害者グループホームのポータブル蓄電池購入事業▽生活工房・さつき壱番館(川崎市多摩区南生田)=12万円。障害者グループホームの冷蔵庫(1台)買い替え事業▽翔の会・はちみつ(茅ケ崎市萩園)=11万円。障害者グループホームの給湯器交換工事▽神奈川新聞厚生文化事業団(横浜市中区太田町)=699万2544円。「車いす空の旅」「児童福祉施設卒業記念行事」などの福祉事業の実施、障害者団体等等への活動補助金の助成など。
◎「ハリー・ポッター」を堪能/交通遺児ら観劇会<2025年1月18日>
神奈川新聞厚生文化事業団は18日、県内の交通遺児とその家族らを対象とした観劇会を開催しました。県社会福祉協議会との共催です。
観劇会には16家族、42人が参加。東京都港区のTBS赤坂ACTシアターで約3時間半の舞台を満喫しました。ハリー・ポッターシリーズ第8作目となる「ハリー・ポッターと呪いの子」は、総観客数100万人を突破する人気の舞台。参加者は目の前で繰り広げられる魔法の世界を堪能しました。
愛川町から参加した木村留美さんは「このイベントには何回か参加しているが、今回も楽しかった」と喜んでいました。
◎「かなとも募金」助成金の申請団体を募集中 応募用紙はこちら。
公益財団法人 神奈川新聞厚生文化事業団
「神奈川をもっとよくする」というコンセプトの〝かなとも〟(神奈川新聞社が運営する会員組織、いわゆる「友の会」)を介して、神奈川の未来を担う子どもたちを支援する。
2025年1月6日(月)~2025年1月31日(金)必着(郵送)。
原則として、上限20万円とする。
当事業団、神奈川新聞社及び当事業団が選定した外部の有識者で構成する選考委員会で審査し、必要に応じて応募者や推薦者にヒアリングを行う。最終的に理事長が決定し、応募者等に通知する。なお、審査の過程は公表しない。
指定口座に振り込むものとし、振り込みを確認次第、当事業団に受領書を返送する。助成金の使途が不適当と認められるときは、当事業団理事長は助成決定の全部もしくは一部を取り消し、助成金の全部もしくは一部の返還を求めることがある。
事業終了後は、3カ月以内に結果及び使途明細等を明記した報告書を提出する。
神奈川新聞厚生文化事業団事務局(申請は郵送のみの受け付け)
〒231-8445 横浜市中区太田町2-23
電話:045(222)0615
FAX:045(222)0614
MAIL:jigyodan@kanagawa-shimbun.jp
こども食堂等の名前ではなく、具体的な事業名を30字以内で記入してください。
例:「ハロウィンイベント」、「クリスマスパーティー」「ネットワーク立ち上げ」など
事業を実現するのに必要な金額を記入してください。上限は20万円です。
この活動の狙いや、実現したい状況について記入してください。
実施する取り組みに、助成金があると必要となる背景や事情について記入してください。
準備や広報の方法などについても記入してください。
今後の展望について具体的に記入してください。
個人で申請する場合は、活動資金を管理する専用窓口が必要です。
◎第58回神奈川新聞歳末たすけあい募金始まる<2024年12月1日>
今年も12月1日から第58回神奈川新聞歳末たすけあい募金がスタートしました。だれもが心豊かに生きていける地域社会づくりにご協力ください。詳細は下記の通りです。
◎交通遺児家族らが羽田空港を満喫<2024年11月30日>
県内の交通遺児とその家族らを対象としたイベント「晩秋の一日、羽田空港を満喫」を11月30日に開催しました。県社会福祉協議会との共催。
同イベントには12家族30人が参加しました。JALスカイミュージアム(東京都大田区)では、フライトを支えるスタッフの仕事やJALの史料展示など各コーナーを見学。その後、格納庫内の飛行機を間近に見ながらガイドによる説明に耳を傾けました。
大和市から参加した島本のりこさん・湊さん親子は「こんなに近くで飛行機を見たのは初めて。すごく迫力があった。今後もこういう企画があったら参加したい」と満足そうに話していました。
一行は羽田空港第2ターミナルの羽田エクセルホテル東急「フライヤーズテーブル」でランチビュッフェを堪能。その後は展望台デッキで離着陸する飛行機を見るなど、思い思いに国際空港を楽しんだ。
◎今年も北の大地へ「車いす空の旅」<2024年9月5、6日>
県内の障がい児者とその家族に飛行機での旅行を楽しんでもらう「車いす空の旅」は9月5、6日、1泊2日の行程で、北海道の美瑛地区や旭山動物園などを巡りました。
今回で63回目となる空の旅には、6歳から25歳までの9人に家族やボランティアを加えた計37人が参加。初日は旭川空港で記念写真を撮影した後、バスで美瑛地区へ向かい、車窓から広大な風景を満喫。ホテルでは北海道の海の幸などに舌鼓を打ちました。
2日目の旭山動物園では動物を間近に観察できる名物の「行動展示」に歓声を上げました。
園内ではそれぞれの家族でペンギンやオランウータンなど、餌を食べる様子やしぐさを観察。水槽で時折、顔を出すゴマフアザラシには「出てきた!」と驚いていました。
車いす空の旅は、神奈川新聞厚生文化事業団とフュージョンコムかながわ・県肢体不自由児協会の共催。県遊技場協同組合・神奈川福祉事業協会、JALグループなどが支援しています。
◎交通遺児らが「カワスイ」などを満喫<2024年8月26日>
8月24日、県内の交通遺児とその家族らを対象としたイベント「夏の終わりに川崎を満喫しませんか」を開催しました。県社会福祉協議会との共催。
同イベントには7家族18人が参加しました。川崎日航ホテル(川崎市川崎区)のレストラン「ナトゥーラ」で、肉料理をメーンとするボリュームたっぷりのランチブッフェを堪能した一行は、「カワスイ川崎水族館」(同)へ移動。同水族館では、多摩川に生息する魚たちから、世界各地の淡水魚などをじっくりと観察し、カピバラなどの動物たちとも触れ合いました。
横浜市瀬谷区から参加した梅都寿満さん・乃麻さん親子は「ここ(カワスイ)は初めて来た。淡水魚がたくさん観られて楽しい。食事もおいしかった。こういう企画は大変ありがたい。また参加したい」と満足そうに話した。
◎大輪の花火を楽しむ<2024年8月5日>
車いすを利用する障がい者や児童養護施設で生活する子供たち、交通遺児らに花火大会を楽しんでもらおうと、神奈川新聞厚生文化事業団と横浜インポートマートは8月5日、横浜ワールドポーターズ(横浜市中区)の屋上に特別席を設置し、約200人を招待しました。
午後7時半から色とりどりの花火が打ち上がると、大人も子どもも一心に夜空を見上げ、大輪の花火を楽しみました。
特別席への招待は、2016年までの神奈川新聞花火大会の際を合わせて今年で21回目。スマートフェスティバル実行委員会が協力し、約20人のボランティアが会場の運営を手伝いました。
◎2024年度第1回理事会<2024年5月30日>、同第1回評議員会<2024年6月18日>開催 神奈川新聞厚生文化事業団(並木裕之理事長)の2024年度第1回理事会と、同評議員会が横浜市西区の横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで開かれ、2023年度の事業報告案と決算報告案が承認されました。 2023年度の収支は、福祉寄付金などを合わせた経常収益が3035万2577円、福祉事業などの経常費用が3290万9023円で、一般正味財産期末残高は198万4545円となりました。 23年度に県民から寄せられた寄付金は▽福祉寄付金465件、2133万8898円▽歳末たすけあい募金237件、758万5910円▽能登半島地震災害救援金などの指定寄付金438件、7868万3747円でした。 福祉寄付金と歳末たすけあい募金が充てられる福祉事業は、コロナ禍の影響で中止が続いていた宿泊を伴う「車いす空の旅」を4年ぶりに再開。このほか、児童養護施設で暮らす児童・生徒らを対象とした観劇会や、ランチ会などを実施しました。また、こども食堂運営支援のため、かなとも会員などから寄せられた「かなとも募金」の財源で、県内団体に助成金を贈りました。 24年度の活動奨励金対象団体に、依存症(アルコールなど)と重複障害を考える会「リィリィファミリーグループ」を選出。任期満了前の井出康夫評議員退任による新評議員に、深井康信氏(県社会福祉協議会常務理事)を選びました=役員名簿参照。